CSSだけでレスポンシブ対応の追従する電話ボタンを設置する方法
最近、クライアントからレスポンシブサイトを作成するのに、スマホから電話をすぐにかけられるようにできないか?とお願いされる方が多いと聞きます。おそらく、スマホからインターネットを閲覧して、そのまま電話で予約や、問い合わせをすることが多くなってきてるからだと思います。そのような状況だからこそ、インターネットを見ながら、すぐに電話をかけられるようなユーザリビティを考えたレスポンシブサイトが必要とされているのではないでしょうか。
それで今回、スマホで操作中にいつでも電話をかけられるように、スクロールしても画面下部に電話ボタンが追従する設定方法を紹介したいと思います。
レスポンシブ対応の追従する電話ボタンの見本
※実際に私が設定したレスポンシブサイトは
幅を狭めると電話をかけるボタンが出現します。
このような人におすすめ
- 飲食店や病院など電話での予約や問い合わせが多い店舗のサイトを作成する人
- javascriptなどを使わずに簡単に追従する電話ボタンを設置したい人
- スマホで見る時だけに電話ボタンを表示させたい人
レスポンシブ対応の追従する電話ボタンの設置方法
クリックして電話がかかるようにするには<a href=”tel:00-0000-0000″>のようにhrefの中にtel:を入れるだけでOKです。
↓のコードは私のサイトのHTMLコードです。
1 |
<a id="tel" href="tel:00-0000-0000">タップして電話する</a> |
↓は私のサイトのCSSコードです。positionをfixedとしてスクロールしても固定して表示できるようにします。ブロック要素にしたので、左から50%の中央に指定しても、ブロックの左上が中央に来るので、その分横幅の半分の100px左方向に移動させ、位置が中央寄せになるようにマークアップしました。
※スマホはタップするのに縦横が最低44px必要です。ユーザリビティの低下につながりますのでそれ以下にならないようにして下さい。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
a#tel { position: fixed; width: 200px; height: 44px; text-align: center; line-height: 44px; left:50%; bottom: 10px; margin-left:-100px; display: block; background: rgba(0,102,204,.7); color: #fff; text-align: center; text-decoration: none; font-size:12px; border-radius: 10px; } a#tel:hover{ background: rgba(0,102,204,.8); } |
↓私のサイトのCSSです。パソコン用とタブレット用のブレイクポイントに、電話ボタンを非表示にするようにマークアップしました。これでスマホ以外では表示されなくなります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
@media screen and (min-width: 768px) { a#tel { display: none; } } @media screen and (min-width:960px) { a#tel { display: none; } } |
まとめ
いかがでしたでしょうか?レスポンシブサイト対応のスクロールに追従する電話ボタンは他にもあるかと思いますが、その中で最も簡単な方法だと思います。
例として私のサイトのコードを挙げましたが、それを参考にしてあなたの好みの電話ボタンをカスタマイズしてみてはどうでしょうか。
無料で簡単にクオリティーが高いボタンを作る方法↓
プログラミングを覚えるなら↓
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでshare lifeをフォローしよう!
Follow share life